矢沢宰賞とは
自分の心をみつめてみませんか。あなたは素晴らしいものを持っているかもしれません。
だれにもまねのできない、あなただけの心のつぶやき、心のたかまり。
それをあなたの言葉で詩に書いてみませんか。
矢沢宰は昭和41年、わずか21歳で亡くなりました。
長い間、病苦と直面しながら、だれにもわかるやさしい言葉で、生命力にあふれた詩を書きました。
小学校を終えたばかりのころから、中学・高校にかけてでした。
矢沢宰記念事業実行委員会では、皆さんから詩を書くことに親しんでもらうため、生誕50年を記念して、平成6年に矢沢宰賞を設けました。
全国公募創作詩(小・中・高校・特別支援学校の児童・生徒及び18歳以下の青少年を対象)の入賞作品の紹介と講評をご覧ください。
- 主催
矢沢宰記念事業実行委員会
- 後援
文部科学省、全国特別支援学校長会、全国連合小学校長会、全日本中学校長会、
新潟県教育委員会、新聞社、見附市ほか
贈られる副賞
矢沢宰賞最優秀賞・矢沢宰詩プレート
矢沢宰賞最優秀賞の副賞として第1回から第10回までは、かいばみ賞(旧三条結核病院前の全快橋がかかっていた川の名前)、第11回から第26回までは、ポプラ賞(旧三条養護学校校庭前の道路にあったポプラ並木の木)が旧三条養護学校同窓生たちから贈られてきました。
26回からは、実行委員会から宰の通った旧上北谷小学校体育館が平成21年に壊されたときに保存しておいた腰板を用い、副賞としました。体育の授業では見学することが多かった宰少年が背をつけたかもしれません。
金メダル
矢沢宰賞の主旨から、受賞者に分け隔てなくすべてにゴールドメダルをと、第13回より贈られています。
実行委員会の会報誌『すじ雲』
年ごとの入賞作品のご紹介
回 | 最優秀賞受賞者 | タイトル |
---|---|---|
第1回(平成6年) | 山本 妙 | 本当のこと |
第2回(平成7年) | 山本 妙 | 災害 |
第3回(平成8年) | 高橋 美智子 | 小さな翼をこの空へ |
第4回(平成9年) | 野尻 由依 | 大すきなふくばあ |
第5回(平成10年) | 佐藤 夏希 | お日さまの一日 |
第6回(平成11年) | 除村美智代 | 大きなもの |
第7回(平成12年) | 徳田 健 | ありがとう |
第8回(平成13年) | 井上 朝子 | おくりもの |
第9回(平成14年) | 藪田 みゆき | 今日は一生に一回だけ |
第10回(平成15年) | 日沖 七瀬 | 韓国地下鉄放火事件の悲劇 |
第11回(平成16年) | 佐藤 ななせ | 抱きしめる |
第12回(平成17年) | 髙島 健祐 | えんぴつとけしゴム |
第13回(平成18年) | 濱野 沙苗 | 机の中に |
第14回(平成19年) | 田村 美咲 | おーい!たいようくーん |
第15回(平成20年) | 高橋 菜美 | 空唄 |
第16回(平成21年) | 今津 翼 | 冬景色 |
第17回(平成22年) | 西田 麻里 | 命に感謝 |
第18回(平成23年) | 山谷 圭祐 | 木 |
第19回(平成24年) | 坂井 真唯 | クレヨン |
第20回(平成25年) | 宮嶋和佳奈 | 広い海 |
第21回(平成26年) | 金田一 晴華 | 心樹 |
第22回(平成27年) | 安藤 絵美 | 拝啓 お母さん |
第23回(平成28年) | 宮下 月希 | 大好きな音 |
第24回(平成29年) | 宮下 月希 | 心のトビラ |
第25回(平成30年) | 阿部 圭佑 | ものさし |
第26回(令和元年) | 上田 士稀 | 何かのかけら |
第27回(令和2年) | 宮下 音奏 | 大好きな声 |
第28回(令和3年) | 横田 惇平 | ふくきたる夏休み |
第29回(令和4年) | 野田 惺 | やっと言えた |
第30回(令和5年) | 舘野 絢香 | 気持ちをカタチに 思いを届ける |